台風がまた悲しいつめあとを残して去っていきました。
毎年夏から秋の初めにかけて台風が訪れるのは当たり前のこと・・・でもその度に犠牲者がうまれ、そして訪れる秋風を感じて季節は変わっていきます。
自然って素晴らしいけど・・・
でも人間には到底太刀打ちできない残酷な力があり、今年の東日本の震災の体験からも感じたの
ですが、私たち人間も自然の中の一部で自然と向かい合って暮らすのではなく、自然の流れの中
で自然と共存して暮らさないといけないんじじゃないかと。
そして最善を尽くして自然災害から自分たちを守る努力はしなければならないけど、それでもそ
れでも自然にはどうにもできない時がある、どこかでそれを覚悟して生きていかないといけない
のではないかと感じています。
世界中で予測できないことがたくさん起きています。
先日も起きないと思い込んでいたスペインやワシントンD.Cでの大地震とか、知り合いが10年
ぶりに以前暮らしていたニューヨークを訪れて過去最大のハリケーンにみまわれてしまったり、
本当に絶対に大丈夫なんてないし、いつ何に巻き込まれても不思議ではないです。
東日本で被害を受けられた方々のようにわたしは、強く立っていられるのだろうか?
どんな中でも何か自分でできることを探して周りの役にたとうとする人、人のことを気づかえる人、
家族をたくさん亡くされた悲しみを抱えてなお足を踏み出した人、実はこのような人がもっとも
気高き人なのではないかと思いました。
日本は今年悲しい春を迎えそして節電との闘いの猛暑の夏が終わろうとしています。
どうかこのさわやかな秋の到来が平和なものでありますように
今年もまた出会えました。
秋の桜と書いてコスモス。
日本の秋を代表するとお花の一つで私も子供の頃から好きな花です。
コスモスはそんなに派手ではなく一見、か細くて弱そうに見えるのですが、実は条件が揃って
いない道端でも雑草のように咲く強さと台風や風にもしなだれながらも折れない強さを持ち、
また翌年もその翌年も誰にも手をかけてもらわなくても種を落として、必ずきれいに咲いて
見せてくれるのです。
そんな控えめだけど柔軟で優しくって、そして強いコスモスのような人になれたらなぁ~と
また今年も感じさせてもらいました。
私はまだまだだっ