乳幼児を子育て中のママたちは、他人から見ると幸せそうに見えても多くの人が悩みやストレスを抱えています
私がそうだったのですが、そのストレスに耐えきれなくなると子供にあたって心にもないことを口に出し傷つけてしまうという経験も少なくないはずです。
どうしてこんなに可愛い我が子にこんなことをしてしまうのだろうと思うとまた自分を責めて自信がなくなり、子供に優しくするゆとりがなくなるというのを繰り返してないですか?
みんなそんな毎日の葛藤です。
頭では、叱っちゃいけない!抱きしめたい!話を聞かなきゃ!とわかっていても感情は切りかえれないのが現実だと思います。
そんな子育て最中のママに、できたらまず一つだけ頑張ってやって欲しいのが「ありがとう」ってたくさん伝えることです。
当たり前のことなんて何一つないと思うと日常にはたくさんの「ありがとう」があると思います。
「ごめんね」と素直に謝ることも大切ですが、私は「ありがとう」で子育てすることをおススメします。
例えば、誰かに預かってもらって待っててくれた時でも「待たせてごめんね」じゃなくて「お留守番しててくれてありがとう」です。
「ごめんね」はお母さんは僕に謝っているんだ=お母さんは悲しそう!になり、「ありがとう」はお母さんの役に立ったんだ=お母さんは嬉しそう!になります。
そして自分に自信が持てる子に育っていくと思います。
小さな「ありがとう」探しをして一日に1回でも多くの「ありがとう」を伝えてみてください。
最初はイライラしてる時は形だけでもいいです。
「ありがとう」は「自分は生れてきた価値がある」「自分は必要とされているんだ」という心を育てます。
これを自己肯定感と言います。
これが育たなければどんなにしつけができ、お勉強ができてお金持ちでも心からの幸せを感じることはできません。
この自己肯定感は、家でいうと基礎工事にあたると思います。
それがしっかりできてないのにルールや、しつけ、お勉強やスポーツのように2階3階と積み重ねていっても結局崩れてしまうのです。
自己肯定感を上げていく子供との接し方は他にもいろいろありますが、子育てでストレスを感じて苦しんでるママはまず「ありがとう」を増やしていくことだけを始めていくことで、きっと何かプレゼントが返ってくると思います。
「ありがとう」をいっぱいさがして幸せママになりましょう。
そしてママ自身も自分の自己肯定感を上げるためにできないことを反省ばかりしないで、一見当たり前に思えるできていることを自分で自分を褒めてあげてください。